2009年12月16日 (水)

気になった本8

実は、こんなタイトルのシリーズ記事がありましたw 10カ月ぶりに書きます。

Maxkirishima 今年は自分が仕切る仕事やプライベートで史上(なんのだw)最も忙しく、趣味的な本を読む余裕がほとんどなかったですが、この時期になってようやく少し時間ができつつあります。出張先で飛行機の中で読むために買った本(私は飛行機の中では眠りません)と、本学生協の書籍部でブラブラしていて見つけた本を紹介します。どちらも読み進めるほどにどんどん引き込まれていく流れで、一気に読破しました。

Gyarunougyou

●マックス桐島著『ハリウッドではみんな日本人のマネをしている』(講談社+α新書、2009年11月)

●藤田志穂著『ギャル農業』(中公新書ラクレ、2009年10月)

さてと、ブックレビューはまた今度書きます。10カ月後くらいにw

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2009年8月17日 (月)

プリ&テツ

Img_0333 どうも。某研究会の宴会@天神から帰ってまいりました。

研究会会場を出たところでなぜか、福岡昭和タクシーの「プリタク」(=プリウスタクシー)が3台お待ちかね。まさに「黒い三連星」、ドム襲来の様相。

プリウスに乗ったのは10年ぶりです。大分県庁へのヒアリングに同行したときでしたかね。そのときの乗り心地は・・・ すっかり忘れたw

Img_0203

ヴァカ~の補足ってやったことないですが、テッチャンである方々の参考のために、参考にならない情報を提供いたします。

九州鉄道記念館」のサイトに、昨日の朝からネットブック(この言い方がなかなか慣れない・・・)でアクセスしていましたが、ようやく今、うちのノートでつながりました。何が違うのか?

Img_0228 本館は、こんな感じの出で立ち。ここに限らず、小倉から門司方面への道沿いには、レンガ造りの工場や倉庫が目立ちます。

とはいえ、いわゆる「近代化遺産」級のものはそんなにないようで。今手元にある、北九州地域史研究会編『北九州の近代化遺産』(弦書房、2006年11月)を見ても、該当するものが・・・ まぁ、アヤしげなものもありますし。

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2009年8月 5日 (水)

タイトル≠内容

Hiroyuki_2sute 最近はこれの事務作業に忙殺されていて、依頼のメールや書類を作ったり、電話で交渉したり、スケジュールを埋めていったりするのが楽しい仕事となっています。こうしたらうまくいかなかったので、次はこうしよう、という試行錯誤が日々楽しいですね。コミュニケーション能力を磨いているという実感があります。

といいつつ、そのヴェクトルとは真逆かもしれない本の紹介を。ひろゆき著『僕が2ちゃんねるを捨てた理由 ネットビジネス現実論』扶桑社新書、2009年6月です。私によくある、買ったまま放置→息抜きにふと読み始める→止まらないで読了、というパターンです。

メインタイトルは、内容とほとんど関係なし。まぁ、最近の新書のタイトルなんて、そもそもメチャクチャですし。昔よくあった、洋楽の勝手な日本語訳に匹敵します。かつての、『愛される理由 State of the heart』みたいな。あっ、これ訳じゃない?w

サブタイトルも、読み終わって考えても、本当にそうなのかなぁ、といった印象。ただ、内容はさすがひろゆき氏(本人が直接書いているのは局所的だけどw)、きわめてロジカル、きわめて冷たいw 前著『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』もあわせてどうぞ。

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2009年7月11日 (土)

日本語崩壊

昨日、うちの広報誌の最新号が発行され、私のポストに現物と御礼の文が入っていました。大学院での遠隔講義の写真撮影と、昨年出版した拙著の紹介文の執筆に関わったからです。

巻末に掲載されている本の紹介文を見て、愕然としました。校正稿(ゲラ)を確認し「修正なし」で校了してから、文章が変わっていたからです。それも、改善されているのならいいのですが、明らかに文法がおかしくなっています。つまり、勝手なアレンジ&見事失敗。

暗黙に「私」が主語で書いたはずの文章が(読めばわかる)、なぜか文末が受け身だか尊敬だかの形に変わっています。おかげで、日本語の文章ではなくなっています。隣の本×2の紹介文はゲラと変わっていないように見えますが・・・ なぜ私だけ?

学術論文だったら、校正した後の文章が編集サイドでいじられることなど、まずありえない。逆に、マスコミは自分の好きなようにねじ曲げることが仕事だから、原形をとどめることがむしろありえない。

「おっwこれ書いたやつ、日本語知らないヴァカか?w」「えぇ、私が書きました。たしか途中までは。」「ちょっw 知るかw」

ヒトが考えて書いた文章を無断で改竄する、うちの広報の仕事っぷりに最敬礼。

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2009年7月 9日 (木)

統計の罠

Dw_m 珍しく、今週号の『週刊ダイヤモンド』を買って読んでいます。

なぜかというと、先日の新聞広告を見たとき、「統計突破力を磨く!」という特集の中にあった、「あなたもだまされる「統計の罠」」という見出しにひっかかったからです。

2年次生を対象とした私の「基礎演習Ⅱ」では、今年度前期、田村秀著『データの罠:世論はこうしてつくられる(集英社新書、2006年)を輪読したあと、2名ずつの自由共同研究の報告をさせています。後期には、谷岡一郎著『「社会調査」のウソ:リサーチ・リテラシーのすすめ(文春新書、2000年)を輪読し、再び共同研究をさせるつもりです。

Kouyomu たまたま一昨日の自由研究報告で、学生がPCを使って紹介したのが、牧野武文著『グラフはこう読む!:悪魔の技法(三修社、2005年)で書かれている「だましのテクニック」でした。

この本は市中で見かけないのでネット通販で買いましたが、隠れた名著です。表紙はおどろおどろしいですが、内容はスッキリ爽快。今回の雑誌記事にも、牧野氏監修による痛快なグラフがいくつも登場していますが、興味をもった人はどこでこれを買い求めるのでしょうか・・・

なお、この本は、本学図書館2Fの「指定図書」のコーナーに、私の講義の参考書として置いてあります。残念ながら借りられません。

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2009年6月25日 (木)

笑うファンタCー

デーモン小暮閣下を見習え。

▼小倉優子 こりん星も「そろそろきつい…」

Yuukorin  タレントの小倉優子(25)が24日、都内でディズニー映画「ウィッチマウンテン―地図から消された山―」(7月4日公開)の試写会に出席した。おなじみの“こりん星人”として登場。「(こりん星の)住所は港区ウィッチマウンテン町エリア51」とキャラクター全開だったが、「お仕事をたくさんしてきて、こりん星だけではそろそろきついかなあと思ってきた。ファンシーだけではやっていけなくて葛藤(かっとう)中」と悩みを打ち明けて笑わせた。

  スポニチ6/25より、写真も》

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閣下の出所は地獄の高級住宅街?、ビッターヴァレー出身でしたかね。孤立成人、じゃないこりん星人のおっしゃるナントカ51は、「世を忍ぶ仮の住所」としておけばいいのでは。で、本住所は、小倉南区の日田彦山線沿いの(なぜか線路脇に多い)自家用畑で。県内かよ。

Uchujin_konai 最近読み終わって爽快だった本に、松尾貴史著・しりあがり寿画の『なぜ宇宙人は地球に来ない?:笑う超常現象入門(PHP新書600、2009年6月)が挙げられます。

新書にしては360頁を超える分厚さですが、8テーマ(=章)に分かれているので、興味あるテーマから読むこともできます。かつてオカルト少年だった松尾さんの、「インチキな(自称)科学」への愛がひしひしと伝わる名著です。しりあがりさんのイラストも痛快♪

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2009年6月22日 (月)

手前味噌で〆

今朝の日本経済新聞の23面(教育面)に、早稲田大学副総長の堀口健治氏による「私大の教育・研究 底上げを:補助金、中長期の視点で」という論考が掲載されています。

堀口氏が途中まで書かれている、数字を挙げつつの事実認識は参考になります。私も私大に居ますから、私大の立場は気になります。私大が戦力的にも苦しいのは、文科省が日々発表している補助金の採択リストを見ても明らかです。

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それより、終盤からの「おらが学校では」のハーモニーが絶品です。つまり、「一般的には苦しいんだけど、うちは違う」ということ。

「私立大学は競争的資金に果敢に取り組んでいる。早稲田大学は4月から・・・」「大学間連携も大胆に始まっている。早大と・・・」

・・・私立大学はワセダしかないのでしょうか。手前味噌で仕上げるとは、それこそ大胆。最後に強引に一般論に立ち返っていますが、なんとも空虚なエンディング。シンプルに、「われわれ(=ワセダ)を見習え。」でよかったんじゃないの?

はて、この論考のタイトルは何でしたっけ。底って、どこ?そこ? まぁ、私大の雄に、このような主旨の原稿を依頼&受領する方もおかしい。困っていないヒトに何を言わせたいんだ?

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2009年6月20日 (土)

書評@三田

Hosoda_junkan たった今、←大作『資源循環型社会』の書評を掲載した『三田学会雑誌』102巻1号(2009年4月、慶應義塾経済学会)が、宅急便にてうちに届きました。

ヌキズリ(=書評4頁分だけ×50部)だけでなく本体も数冊入っているので、デカイし重い・・・ 学校に送ってほしかった・・・

ヌキズリ欲しい方は、お申し付けください。お送りいたします。

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2009年5月31日 (日)

ポスドク問題

私が院生だった頃からの問題・・・

▼博士課程の縮小要請へ=財政支援で大学院再編促す-近く国立大に・文科省

 修了者の就職難などが指摘されている大学院の博士課程について、文部科学省は30日、全国の国立大学に定員の縮小を要請する方針を固めた。大学間での院統合も含めた組織再編を促す。今後、定員・組織を見直す大学を財政支援する仕組みを整え、自主的な取り組みを後押しする。

 国立大大学院の入学定員は合わせて約5万7000人で、うち博士課程が約1万4000人。文科省は長年、学部から大学院に教育研究の重点を移す政策を継続してきたが、博士課程では就職への不安などから定員割れが相次いでおり、軌道修正を決めた。(以下略)

  時事ドットコム5/31より》

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今朝、西日本新聞の一面ど真ん中にこの記事があるのを見て、まぁそうせざるをえないでしょうと納得しました。遅まきながら。

Postdoctorというのは先週、大学生協の書籍コーナーで、入荷したばかりの国立教育政策研究所・日本物理学会キャリア支援センター編『ポストドクター問題:科学技術人材のキャリア形成と展望』(世界思想社、2009年6月)が目に入り、速攻で購入し、昨日までで主要部分を読み終えたところでしたので。実に重く切ない内容ですが、展望は決して暗くはないと感じました。みんながこれを読めば、の話ですが・・・

この本で紹介されている実態調査の主な対象は、競争力の激烈な理系の中でも最も「本人が希望する」就職が困難な、素粒子・原子核理論のポストドクター(=「博士の学位取得後、就職の意志を持ちながらも常勤学術職に就くことができずに研究に従事する者」:3頁より引用)です。

したがって、アカデミズムでは最も極端なケースともいえますが、書かれている実態の数々(インタビュー調査の生の声が満載)は、私が院生だった頃に周りで聞いた話や、現在聞く話とそう大差ないです。特に私は、年齢不明の「オーバードクター」X年(2ケタの場合もある)の日本人や留学生が巣くう、大学曰く、消防法に抵触する「倉庫扱い」wの「院生寮」に長らく住んでいましたので・・・

(注)ちなみに、私の入院当時は「課程博士」(論文数本のセットでOK)ができたばかりで、博士号取得者は微々たるものでしたから、オーバー「ドクター」のドクターは、ほぼ博士(後期)課程のことを意味しました。つまり、オーバードクター=課程が終わって何年、という俗称。

私が某国立文系大学の修士課程に入院した年度までは、経済学研究科の同期は20名代前半でした。上の代は、これより少なかったようです。もちろん、途中で留学や、民間などに就職するヒトもいましたので、当初はそれなりの人数がいたかのかもしれません。

問題は、私が修士課程2年になってから。以降の修士課程の入院生には、「研究者養成コース」(=従来の課程)と「専修コース」(=2年間で終わり)の2つが用意されました。それぞれ従来と同じくらいの人数をとったため、その年から単純に院生が倍増しました。

・・・そのあとのことについては、まぁボチボチ。

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2009年5月30日 (土)

シャッフル読書

大損害。

▼『週刊モーニング』で連載再開の『バガボンド』で乱丁が発覚、編集部が謝罪

Vaga  本日28日発売の『週刊モーニング』(講談社)から、約2か月ぶりに連載が再開された漫画家・井上雄彦氏の人気漫画『バガボンド』で、編集部のミスにより、一部で掲載ページに乱丁があることが判明。28日付の『週刊モーニング』公式ホームページで「ご購入いただきました皆様と、井上雄彦氏に、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪している。井上氏も自身の公式ブログで「何でこんなミスが起きるのか解らん。理解不能。怒りすら通り越してただ呆然…」と憤りをあらわにしている。(略)

 『週刊モーニング』の看板作品とも言える『バガボンド』で編集部のミスにより、正しい掲載順から1ページ目と4ページ目が入れ替わっていることが判明した。(以下略)

  5/28オリコン(Yahoo!ニュース経由)より、画像も》

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なかなか恥ずかしい仕事ですね、アンポンタンな編集さん。落丁はページがないから最悪ですが、乱丁はまだページがあるからマシですかね。むしろ、ほとんどのページをシャッフルしても面白いかも。

私は小学校高学年のとき、当時スパークしていた「4コマ漫画雑誌」の月刊誌を2冊ほど、オチをすべて覚えるほど毎日愛読していました。「まんがタイム」と「まんがタイムオリジナル」だったかな、たしか。違いは忘れたw ただ、オリジナルの方があとに出た記憶が。

この雑誌、4コマ漫画が1ページに基本的に2本掲載、それが延々と続くので、始めから読んでいくとわりと退屈します。作品の掲載順も、毎月だいたい同じですしね。

そこで私が開発したのは・・・ 適当にパッと開いたページ(=見開き)を読み、閉じて、また開き読み、閉じて、・・・ という作業を延々と繰り返す読み方です。

Miki_maki 名づけて、「シャッフル読書」。新しいページが開いたら喜び?、既読のページが開いたらガッカリする。おみくじみたいな感覚が斬新。これをイヤになるほど繰り返して、飽きたら観念して、最初のページから通読する。ここで未読のページに出会ったら、「おまえラッキーだったな」と健闘を称え、恭しく拝読する。w

どうですかこれ? ストーリーマンガでやってみても楽しいかと。「正しい順に並べ替えよ」っていうクイズだと考えて。

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