悼・Dr.樋口さん
彼より重たいドラムはないでしょう、少なくとも国内では。
▼LOUDNESSのドラム・樋口宗孝さん死去
樋口 宗孝氏(ひぐち・むねたか=ミュージシャン)11月30日午前10時44分、肝細胞がんのため大阪市内の病院で死去、49歳。奈良市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日、お別れ会を開く予定。
ロックバンド「レイジー」のメンバーとしてデビュー。81年にギタリスト高崎晃さんらとロックバンド「LOUDNESS(ラウドネス)」を結成、ドラムを担当しリーダーを務めた。米国でも、アルバムがヒットチャートに入るなど人気を集めた。一時はバンドを脱退したが、00年に再加入した。
《サンスポ12/1より、写真も(樋口氏は左から2人目)》
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LOUDNESSは中学・高校のときにわりとよく聴いてましたが、アルバムトータルでいいなぁと思ったのは、意外にも1989年の「ソルジャー・オブ・フォーチュン」でした。ヴォーカルがニイちゃんではないアルバム。
正直、LOUDNESSのアルバムは、素晴らしい曲とそうでない曲が混在しています。ソルジャー~はそのあたりの凸凹があまりなく、うまいこと曲が構成されているなぁと思いました。
そもそも曲が違うから比較するのは難しいですが、それまでヴォーカルだった二井原実氏より、このアルバムで熱唱しているマイク・ヴェセーラ氏の方がバンドの音にバッチリ合っています。少なくとも、数年前リマスター盤で聴いた二井原ver.のアルバムタイトル曲には失望しました。高崎氏のギターも趣味に走りすぎて、オリジナルの疾走感がゼロになっています・・・
「ひぐっつぁん」のドラムは福岡市民会館のライヴで二度体験しましたが、あれはドラムセットといい爆音といい、戦車とよぶにふさわしいものでした。音がデカい上に、ズシンと重たい。エフェクトも効いているのでしょうが、あのビシビシ痛いスネアの音は凄かった。
あの延々と鳴り響く雷雨のようなドラムソロも、もう見られません。「S.D.I」のイントロも、「ESPER」のサビも、永遠に。わが国を代表する偉大なるドラマー樋口宗孝さん、ご冥福をお祈り申し上げます。
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